積極的に食物繊維を摂取することで、生活習慣病対策、肥満や便秘の解消などの効果が得られます。
食物繊維の効果は様々なものがあることから、最近では、第六の栄養素という考え方も登場しています。
食物繊維とは?
大まかに、水溶性と、不溶性の2つの食物繊維があります。
水に溶けるほうが水溶性の食物繊維で、保水力の高さが特徴といえます。
体かうまく出ていかずに残っていた有害物質を出ていくようにしたり、血圧や血糖値の上昇を抑制したりといった働きがあります。
水溶性の食物繊維は、果物やこんにゃく類、海草類などに含まれています。
リンゴのペクチンや、こんにゃくのマンナンはその代表例てす。
食物繊維をサプリメントで手軽に
食物繊維のサプリメントは、健康や美容を目的とする多くの人が盛んに使うようになり、人気商品となっています。
難消化デキストリンという、最近になってクローズアップされている栄養素も、水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は、水分を吸収してかさが増すという特性があるため、お腹にたまりやすく、ダイエットに向いています。
不溶性食物繊維は、水分を吸収して大きくなるので、排便を促す作用や、やわらかく大きい便にする作用があります。
血糖値の上昇にも食物繊維?
血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるとして、水溶性の食物繊維を含む食材を摂っている人もいます。
糖の吸収をゆるやかにするために、水溶性食物繊維がまず糖と結びつくことで、体がすぐに糖を吸収してしまわないようにできます。
食物繊維を含む食材を意識して献立に取り入れることは難しいので、食事からの不足分は、サプリメントで補うのもいい方法です。